動画配信(ストリーミング配信)に関するよくある質問とその答えをまとめています。
- インターネットライブ中継サービス
- オンデマンド映像配信サービス
- コンテンツ管理
インターネットライブ中継サービス
- ストリーミングとはどういう方法ですか?
- ストリーミングとは、インターネットなどのネットワークを通じて音声や動画ファイルなどをユーザーが受け取りながらリアルタイムで再生する技術のことです。ストリーミングを利用することで、ファイルサイズが大きい動画データでもダウンロード時間を無駄に待つことなく再生できるほか、撮影した映像をリアルタイムで見ることが可能です。
- ストリーミングを見るために準備することはありますか?
- ストリーミングを楽しむには、再生専用のプラグイン(Plug-in)と言われるソフトウェア(無料)が必要です。(プラグインとはブラウザに機能を追加するソフトウェアのことです) ストリーミングソフトの多くが無料で配布されており、そのPlayerの代表的なものに リアルネットワーク社のRealOne Player、マイクロソフト社の Windows MediaPlayer、アップル社の QuickTime Playerがあります。当社は、WindowsMediaとRealのライブをサポートしております。
- Player(再生ソフト)をインストールしましたが、見られない映像や音声はありますか?
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大きくわけて、以下の5つのような原因が考えられます。
原因1.Playerやブラウザのバージョンが古い
Playerは最新バージョンをお使いですか?
Playerやブラウザのバージョンが古いために、視聴しようとしているコンテンツに未対応の場合があります。最新バージョンにアップデートして、再度お試しください。特にWindowsMedia9の最新コーデックを利用したコンテツの場合、旧プレイヤーで再生できない場合があります。
原因2.ファイヤーウォールに遮断されている
ファイヤーウォールとは、外部の侵入/攻撃からネットワークを守る防塞壁のことです。 企業や 学校内などからご覧いただく場合、このセキュリティーが原因で視聴できないことがあります。インターネット経由でコンテンツを再生しようとしている時にエラーメッセージが表示されたり、 ストリーミングが再生されない場合は、ファイヤーウォールが原因のひとつと考えられますので、 ネットワーク管理者に設定を聞いてください。
ファイヤーウォールが原因の場合は、以下のような現象が起こります。
1.イントラネット経由でアクセスしている場合、一部または全てのローカルのファイルは再生できるが、インターネットを経由してのコンテンツ再生はできない。
2.MediaPlayerのコンテンツを再生した場合、以下のエラーメッセージが表示される。
・指定したサーバが見つかりませんでした。
3.RealPlayerのコンテンツを再生した場合、以下のエラーメッセージが表示される。
・Error #18 Invalid socket error. (無効なソケットのエラーです)
・Error #22 (要求されたサーバは無効です)
・Error #108 (自動転送の設定が無効です)
原因3.ブラウザとのリンクが切れている
Netscapeをご利用の方は、ブラウザをインストールし直した際 Playerとのリンクが切れてしまい、各Player が反応しなくなったりすることがあります。そうした場合、手動でブラウザ とPlayerの関連付け作業が必要になりますので、以下の設定をお試しください。
Netscape :
上部メニューより、「編集」→「設定」→「Navigator=アプリケーション」
ここでRealAudio(拡張子: .ra, .ram, .rpm)の場合はRealOne Playerを使う、と編集すると、RealOne Player が起動するようになります。
→詳しくはこちら
Windows Media Player :
Media Files(拡張子: .asf, .wmv, .asx)の場合は「ツール」→「オプション」→「ファイルの種類」でwmv,wma,asfなどを選択してください。
原因4.QuickTime Playerのスタートボタンを押していないため、コンテンツが再生されない
QuickTimePlayer は、RealPlayerやWindows Media Playerとは異なり、ブラウザでのリンクボタン ・URLをクリックしただけでは、自動的にコンテンツが再生されない場合があります。手動でPlayer の"スタートボタン" を押してみてください。
原因5.サーバーがダウンしているか、コンテンツが移動されたか、コンテンツのURLが正しくありません。
このような内容のエラーメッセージが表示された場合は、ご覧いただこうとしているホームページ側の設定、ファイル名のつづりが間違っているか、変更されたことなどが考えられます。 または、ネットワーク間のトラブルによる場合も考えられますのでしばらく経ってからアクセスするか、ご覧のホームページ管理者にお問い合わせください。
それでも問題が解決しない場合は、PlayerごとのFAQにお進みください。
- Player(再生ソフト)にはどんなものがありますか?
- 代表的なものにマイクロソフト社の WindowsMediaPlayer9、 リアルネットワーク社のRealOne Player、アップル社の QuickTime Playerがあります。
- ファイヤーウォール内の環境から、ストリーム映像を見ることは可能ですか?
- ストリーミングはUDP,TCP.HTTPというプロトコルでデータを転送しています。通常、PlayerはUDP・TCPによるストリーミングを使用するように初期設定されています。ファイヤーウォールによっては、このUDP・TCPを使用してファイヤーウォールの内側からストリームを見ることが出来ない場合があるため、 ストリーミングの転送プロトコルをHTTPに変更することで、通常のウェブをご覧いただくプロトコルと同じプロトコルでストリーミングファイルをファイヤーウォール内からでもご覧いただくことが可能です。PlayerはUDPがだめな場合、TCPを試み、更にだめ場合は、HTTPのストリーミングを行ないます。ご利用のファイヤーウォールによっては、ストリームパケットを判断して遮断しているところもありますので、この方法でもご覧になれないこともあります。そのような場合はネットワーク管理者にご相談下さい。
- データ受信中に映像と音が途切れます。なぜですか?
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主に、以下3つの原因が考えられます。
原因1.ネットワークの混雑具合や接続されているISP(Internet Service Provider)バックボーンの太さによる影響が考えられます。これをパケットロスといい、受信している映像・音声データがネットワークの混雑具合や接続されているISPバックボーンの太さによりデータロスを起こしてしまう現象のことです。
原因2.ストリーミングを配信するサーバとご自身のパソコン間で、ネットワーク回線が混雑していることが考えられます。
原因3.パソコンのCPUやメモリなど、パソコン自体の性能が低い為に負荷がかかり、Playerやマシンそのもののパフォーマンスの低下が考えられます。
これらの問題が生じた際、下記の作業で解消される場合があります。
作業1.Playerを立ち上げ直す(Playerの誤作動を解消)
作業2.パソコンを再起動する(パソコンのパフォーマンスの低下を解消)
作業3.モデムの電源を入れ直す(モデムの誤作動を解消)
上記の作業を行っても症状が変わらない場合は、下記の対策をご検討下さい。
対策1.インターネットへの回線接続速度を上げる
(→28.8kbpsから56kbpsモデムへ変更、できれば、ISDN、ADSL以上を導入する)
対策2.太いバックボーンを持っている1次プロバイダに加入する。
1次プロバイダーとは東京大手町にあるインターネット相互接続ポイント「IX、IX2」に接続しているISPのことをいいます。
(3・4次プロバイダに加入されている方)
対策3.Playerのシステム構成で、推奨されているCPUのパソコンに替える。
(→28.8kbpsから56kbpsモデムへ変更、できれば、ISDN、ADSL以上を導入する)
- 動画がチカチカ点滅する、線が出るなどの不具合が出た場合の対処方法を教えてください。
- ストリーミングは1フレーム全画面の情報を続けてパケットにして送っていません。5秒から7秒に一度全画面を送っています。その間は映像の差分を送ってプレイヤーで組み立てして再生しています。このキーフレームがパケットロスなどでビットが欠損した場合、再生できなくなったり、緑色のブロックノイズが発生したり、画像がちかちかして旨く再生できない場合があります。この場合、一度プレイヤーを閉じて、再度ライブの再生してください。
- 帯域とは何ですか?
- 帯域とは接続速度のことで、速度を表す単位として【ビット・パー・セカンド:1秒間に送ることのできるデータ量(ビット)】 という単位で表します。 電話回線からの接続なら56kbpsモデム・ISDN64kbps・128kbps等により各帯域速度でインターネットへの接続が可能になります。広帯域に接続する方法として、専用線・ケーブルインターネット・衛星インターネット等が挙げられます。広帯域になればなるほど、データ受信のスピードが早くスムーズになります。 この接続速度に収まるようにエンコードする際にビットレート(帯域)を調整してライブ中継を行っております。
- 映像再生中に音が聴こえないのは、何が問題ですか?
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マシン側の設定が原因と考えられます。 以下の設定をご確認ください。
Windows:PCの画面右下のタスクトレイにあるスピーカーアイコンを右クリック→ [ボリュームコントロール] を開き、下記を設定してください。
・Volume Control or マスタ音量:音量=大
・WAVE:音量=最大
・PC Speaker:音量=最大
・全ミュート=チェック:OFF
・選択=チェック :ON
・選択=チェック :ON
Macintosh OSX:左上アップルメニューより[システム環境設定] →[サウンド] →主音量=最大、消音=チェックをOFF
Macintosh 9.X:左上アップルメニューより[コントロールパネル] →[サウンド] →主音量=最大、消音=チェックをOFF
- 映像再生中にバッファ中と表示されるのは、どういうことですか?
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ストリーミング再生をする際には、開始した時点ですぐにデータが再生されずに、予め一定量のデータをため こんでから再生を始めるのが一般的です。これをバッファリングと呼んでいます。バッファリングとは、再生 時点よりも一時的にバッファに保存して、データ再生時のクオリティを保持するための方法です。
データを先読みすることによって、転送時のトラブルやトラフィックの上下などでデータが正しく送信されな かった時でも、バッファに蓄えられたデータを再生し、再生時のクオリティを保つことができるのです。
- 映像再生中に頻繁にバッファリングしてしまいます。原因は何ですか?また、解消できますか?
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原因1.ストリーミングと同時に他の作業を行うと、ストリームに確保されるはずの帯域が不足し、このような 現象が起こる場合があります。再生中にページのリロードを行ったり、重いウェブページを同時に閲覧したり、 FTPでのアップロード作業などを同時に行っていないかをお確かめください。
対策1.Playerを立ち上げ直す(→Playerの誤作動を解消)
対策2.パソコンを再起動する(→パソコンのパフォーマンスの低下を解消)
対策3.モデムの電源を入れ直す(→モデムの誤作動を解消)
それでも解消されない場合は、ご利用になられている回線容量が 細いため、継続的に再生するだけのデータを十分に 受け取れていない可能性があります。快適に音声を再生しながらWebサーフィンをするためには、最低でもISDN以上の接続スピードを推奨します。
- 「ネットワーク混雑により受信できません」とは、どのような状態のことですか?解消することはできますか
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原因1.ライブ中継などの放送中にこのようなメッセージが流れる場合の多くは、接続しているプロバイダのネットワークの混雑具合、パソコンのパフォーマンスの低下、 ご自分の接続環境に合っていない帯域のストリーミングコンテンツを選択しているかの、いずれかが考えられます。
対策1.ご自分の接続帯域にあったストリームの帯域をお選びください。
対策2.Playerでの再生を一時停止し、再接続してみてください。
対策3.モデムを立ち上げ直し、再度ダイアルアップ接続を行ってください。
プロバイダ側のネットワークに問題がある場合や、ネットワークが混雑し全く繋がらない場合は、後日オンデマンド放送をご覧いただく等、別の機会に放送をご覧ください。
- 56kbpsモデムで、45kbpsのストリームコンテンツをうまく視聴できないことが多いのはなぜですか?
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ストリームコンテンツの帯域は、接続帯域とは異なります。下記の表は接続帯域別のストリームコンテンツの推奨帯域です。
接続帯域 ストリームコンテンツの推奨帯域 28.8kbpsモデム
33.6kbpsモデム
56kbpsモデム
64kbps(ISDN)モデム,カード
128kbps(DualISDN)モデム
ADSL・ケーブルモデム20kbps~22kbps
23kbps~27kbps
34kbps~37kbps
45kbps~47kbps
80kbps
200kbps~500kbps
56kbpsモデムは56kbps以下の帯域速度でインターネットに接続しており、ネットワークの混雑具合によっては、 接続帯域が45kbps以下になる場合もあります。ストリーミングコンテンツの推奨帯域は、ネットワークの混雑 具合を考慮し、実際の接続帯域と比べて、低い帯域でエンコードされています。56kbpsでインターネットに接 続しているユーザが、ISDN用にエンコードされているストリームコンテンツを、ネットワークの混雑具合に よっては見える事もありますが、常に安定した途切れのない映像を見る事が出来るとは限りません。 安定して視聴するためには、ISDN64kモデムまたは64kb/sデータ通信カードなどの通信環境をご準備ください。
- 自宅で300kbps以上の広帯域なビデオファイルを楽しむためにはどうすればよいですか?
- 300kbps以上の広帯域なビデオファイルを快適にご覧いただくためには、ADSL、ケーブルTVインターネット、衛星インターネット、FTTH(光ファイバー)等の接続サービスをご利用いただくことをお奨めいたします。 詳細につきましては、各種接続サービスプロバイダにお問い合わせください。
- 加入しているプロバイダによって、受信状態に違いがありますか?
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はい。
各プロバイダが使用しているネットワークの回線は、それぞれが転送される回線の太さに違いがあり、その回線やネットワーク回線の混雑具合によって受信状態が変わります。
回線が混雑している際に、太いバックボーンに繋がっている大手の第1次プロバイダと、そのネットワーク回線に接続する第2次プロバイダ、さらにその下の第3次プロバイダなどでは、経由するネットワーク網の太さに違いがあるため、データの受信速度が異なります。
つまり、太いバックボーンに直結しているプロバイダからは、快適にホームページの閲覧やストリーミングの視聴などができますが、さらにその下の細いネットワーク網で繋がっているプロバイダからの受信では、データの転送が遅くなる場合が多いと言えるのです。
- 文字化けしてしまうのはなぜですか?
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お使いのブラウザの文字エンコードの設定が合っていない為に起こります。お使いのブラウザの文字エンコードの設定を『自動選択』に変更していただければ解消できます。以下の設定をお試しください。
Internet Explorer :上部メニューより、[表示]→[エンコード]→[自動選択]にチェックを入れてください。
Netscape :上部メニューより、[表示]→[文字コードセット]→ [日本語(自動選択)]にチェックを入れてください。
- ADSLや、ケーブルモデムを利用しているのに、ブロードバンド向けコンテンツが快適に見られません。何が問題ですか?
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広帯域の接続環境をお使いであっても、Player側で接続環境の設定がされていない場合、ブロードバンド向けコンテンツでコマ送りのような映像になってしまう、もしくは、フリーズしてしまうことがあります。
その場合は、各Player側の設定を変更していただくことで解決できます。
ご利用のADSLインターネット回線の大半は他の利用者とインターネットの上位接続回線の部分を帯域共有(帯域シェアー)していますので、深夜22時頃などネットが慢性的に混雑してる場合、このような現象が発生します。プロバイダーはバスの構成を変更して安定したパケットが流れるようネットワーク調整を行っておりますので徐々に解消されていくと考えられます。あまりひどい場合は、ISPを変更されることをお奨めします。
- バルク回線とADSL回線との違いは何ですか?
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インターネットのライブ中継ではライブ用回線として、ISDNを束ねるバルク回線とADSLの上り回線をつかう2つのパターンをお客さまにご提案しております。大きなイベント会場、ホールなどではNTT局者からの距離が比較的近い場合が多く、ADSL回線を契約して行う場合があります。ADSL工事などがありますので、1ヶ月前までにご相談ください。それ以外の場合は、1週間程度で工事が可能なISDNを2回路~8回路引き込み、ライブ用回線を確保しております。
・バルク回線は電話回線としてISDNを最大8回路(16回線)まで束ねているものをいいます。64kb/s×16回線=1Mb/sの通信回線を確保できます。
・ADSL回線は従来の電話回線(メタルケーブル)を利用し、音声通信で使用している周波数帯域(300Hz~3.4KHz:「4KHz帯域」)より高周波数の帯域幅を利用することで、広帯域のデータ通信を行なう高速なデータ伝送を可能にしたデジタル技術の1つ。最大で上りで512kb/s~1Mb/sの通信回線を確保できます。
- エンコーダというのは何ですか?
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映像をインターネットに放送する場合、ストリーミング形式に映像をデジタル化する必要があります。この変換装置がエンコーダです。データを変換するソフトウェアには、Microsoft社のMediaEncoder(無料)、RealNetworks社のRealProducer(Basic:無料、Plus:有償)などを用います。
ハードウェアは、主にパソコンとビデオキャプチャーカード(Video for Windows対応)+サウンドカードで構成されています。映像ソースは主にNTSC(コンポジット)形式の信号です。質の高いデジタル変換を行うためには、ベータカムSPやDVCAMなど放送・業務用(当社所有)の質の高いソースがブロックノイズを抑えることができます。あるいは、最近話題のIEEE1394インターフェース(OHCI準拠)を持つデジタルビデオカメラキャプチャーカードを利用すれば、簡単にオンデマンド形式のデータを作ることも可能です。
- だれでもエンコードができますか?
- Microsoft社のMediaEncoder9、RealNetworks社のHelixProducer(Basic:無料、Plus:有償)の使い方が分かれば何方でもエンコードすることができます。ソフトの基本設定は簡単ですが、トラブル回避のための予備系含めたネットワーク構築、当社サービスセンターとの連携などがライブを成功させる「カギ」になります。初期設定費用の中でこの部分は対応させていただき、だれでも簡単にライブが行なえるようにエンコーダを設定して発送・レンタルいたします。(電源を立ち上げれば自動でエンコードをスタートするようにしております。)ただし、お客様ご自身でエンコーダをご準備される場合は現地サポートができませんのでご了承ください。
- ライブ中継のソフトは何を使用するのですか?
- WindowsMediaPlayerで再生させたい場合は、MediaEncoder9 Real形式の場合はHelixProducer(Basic:無料、Plus:有償)を用います。
- エンコーダはレンタル可能ですか?
- ライブの場合、レンタルという形でご提案させていただいております。オペレータの派遣しないエンコーダのレンタルのみも対応しております。1台・1日あたり4万円で貸し出しを行なっております。
- ライブ中継のアクセス状況や視聴率といった情報を知ることができますか?
- 翌日にはライブ中継のアクセス状況、視聴率が分かるデータをお客さまでWebから確認することができます。
- 同一ネットワーク上のすべての人が同時に見ることは可能ですか?
- 企業内イントラネットではIPマルチキャスト対応でネットワークを有効利用でき、すべての人が同時見ることが可能。IPマルチキャストは、通常インターネットなどで管理するIPアドレスとは別にネットワーク上で「放送で例えると受信CH」固有のIPアドレスを持ち、特定の人に対してストリーミングが可能です。パケットを放送形式でサーバから配送し、Playerで受信できます。通常インターネットでは全てのルータがマルチキャスト対応になっていないことなどからユニキャスト(コネクション型)でストリーミングをしています。
イントラネットを構築する際はマルチキャストを考慮して構築・整備することで、全社一斉の放送(コネクションレス型)を行うことが可能となります。
インターネットの場合、マルチキャストのパケットは流れませんので当社ではサポートしておりません。ケーブルTVやYAHOOなどのプロバイダーでサポートしている場合があります。
- インテリジェントストリーミングとは?
- MicrosoftWindowsMedia テクノロジーの機能であり、Windows MediaサーバとWindowsMedia Playerの通信によりインターネットの混雑具合を自動的に検出して、ビデオストリームのプロパティを調整し最高の品質を実現します。(接続した回線品質に合わせてくれます。)今日のインターネット接続は、特定の接続で達成される実際のスループットという点でも、可能な接続速度の範囲という点でも、非常に変動が大きくなっています。
たとえば、ディスクトップコンピュータのユーザーが自宅では300KbpsのADSL接続で、職場では1.5MbpsのT1接続で、出張中は 56.6 Kbps のモデム接続でISPに接続するなど接続する状況に合わせて再生環境が変わります。(ただし、モデム接続では、ネットワークとISPの混雑具合によって、最大値の半分以下の速度しか達成できないことがあります。)
これらに対応するのがインテリジェントストリーミングです。このテクノロジーは、エンドツーエンド接続のクライアント/サーバーシステムなので、サーバーとクライアントが互いに通信して、実際のネットワークスループットを確立し、一連の調整によってストリームの品質を最大化します。(RealSystemもSure Stremと呼ばれ同じ機能があります。 Realの場合オーディオについてSureStremができます。)
- 会員制サイトで使用したいのですが、ユーザ認証は可能ですか?
- 可能です。お客様ホームページからユーザ認証を付けて特定の方にストリーミングで動画を公開するように機能を追加するユーザ認証付ストリーミングというサービスがあります。当社はWindowsMediaのみサポートしております。また、WindowsMediaのDRMを使わず、独自に認証機能を開発しております。ダブルログイン防止機能追加やSSL暗号化機能追加などのオプションをい追加することもできます。動作環境はIE5.5以上。WindowsMediaPlayer6.4以上。MACについては条件付でサポートしております。
- どのような方がストリーミングサービスを利用されていますか?
- ライブの場合、セミナー・フォーラムなど主となるお客様が自治体様が多いですね。インターネット放送局なので地上波放送では流すのが難しい、予算がない、企画に時間がない、会員など限定した放送でよいなどインターネットの場合、手軽に放送ができます。色々な分野から引き合いがありますね。
- ライブでどの程度映像の遅延があるのでしょうか?
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早くて15秒~20秒程度、遅いと30秒~40秒程度の遅延が発生します。(遅延要素の大半はサーバで発生しています。)
1時間連続して視聴された場合、1分程度遅延する場合があります。
- インターネットライブ中継を行う価格はいくらぐらい費用がかかりますか?
- 映像の品質と規模によります。現地ネットワーク回線、エンコーダ、オペレータ派遣・操作、サーバ・ネットワーク費用でサービス価格がでます。30万円~50万円(交通費、宿泊除く)で対応しております。
- スポンサーや協賛での価格の割引はありませんか?
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当社のサービスはBtoBの対企業向けの映像配信サービスです。
お客様に代わって放送設備、インフラをご提供しておりますので、原則的に広告、協賛でのライブ割引などはお受けできません。自らイベントを企画、放送することも基本的にございません。お客さまのご好意により当社のバナーを設定していただく分については、ご自由にお使いいただいて問題ございません。
オンデマンド映像配信サービスとの併用割引など、他のサービスを組み合わせる中で、お客さまのご期待に添えるようご提案させていただきます。ご理解ください。
- 配信の実績を教えてください。
- 創業以来ライブ中継については数多くの実績がございます。ライブのビックアクセスの「カギ」はやはりホームページです。告知は紙でなく、ネットで行なわないとアクセスは絶対きません。ダイレクトメールも効果的です。Webサーバの同時アクセス数が対応できているか、公開方法、告知手段に問題ないかなど、微力ながら企画担当者様にアドバイスさせていただければと思います。
- サーバのスペックを教えください。
- ライブ系のサーバはPentiumⅢ850MHz-Dualメモリ512MB、Pentium4 2.6GBメモリ512MB、Athlon1.8GHz-Dualメモリ512MBの3台を負荷分散させてライブを行なっております。小規模な場合は1台で行なうこともあります。(2003年12月現在)
- どのくらいの規模のライブ配信まで対応できますか?
- BBスーパーLiveのメニューができました。瞬間最大3000ストリームまで対応しております。ご要望として、100~200ストリームが多いですね。
- ライブの際に映像を保存したいのですが、どうしたらよいでしょうか?
- 現地で映像を保存する場合は、DVCAMの業務用ビデオデッキを持ち込み180分テープで録画しおります。オンデマンド用のコンテンツは持ち帰りノンリニア編集機で取り込み、エンコード処理をかけてストリーミング用の素材を制作しております。WindowsMedia9シリーズにより、WindowsMediaも2パスエンコードが行えるようになり、低ビットレートでも非常に画質が向上しており、仕上がりがライブの映像よりもきれいになります。
また、当社ではライブを行いながらリアルタイムにサーバに録画し、ライブ放送終了後オンデマンドとして再放送するサービスがあります。非常に低価格で録画サービスをしおりますので、ご検討ください。
また、現地エンコーダソフトでライブを行いながらエンコーダのハードディスクに録画することも可能ですが、エンコーダPCの安定性を考慮して当社では行っておりません。
- ストリーミングサーバを自社で持ちたいのですが、費用はいくら必要でしょうか? また、維持は簡単でしょうか?
- WindowsMediaのストリーミングを行いたい場合、WindowsServer2003を購入していただき、WindowsMediaサービスを導入することにより簡単にストリーミングを行なうことができます。ハードウェアの維持については、通常のサーバ維持管理と同じです。電源の問題や接続するネットワークさえクリアできていれば大丈夫でしょう。
サービスの各設定については説明書をお読みいただき、試験用のコンテツを再生してチューニングをしていけば良いでしょう。
注意する点としてオンデマンドコンテツを削除したり追加したりするとハードディスクの断片化がおきますので、定期的にデフラグをする必要があります。コンテツが数百MBや数GBと増えると同時アクセス数が増えるとパホーマンスが低下します。コンテツの管理が一番大変ですね。当社はこのため、予備を入れ障害時のコンテツが復旧できるようにサーバを構成しています。コンテツ管理の運用の難しさを実感しております。他のサイトで自社でサーバ、Bフレッツ(帯域シェアード回線)を引き込んでストリーミングが低価格で行なえるなどと表示しているサイトを見かけますが、サーバのコンテツが増えれば増えるほど運用、維持コストがかかりますね。当社のようなストリーミング専用のサービスプロバダーにコンテツを預けるアウトソーシングが無難だと思います。
- IP監視カメラとストリーミングの違いを教えください。
- IP監視カメラはカメラ本体にサーバの機能があり、接続したインターネット回線に直接アクセスして制御したり、動画(静止画の連続)を公開しております。このため、アクセスが集中すると静止画になってしまいます。ストリーミングはエンコーダにより1ソースのみサーバに送り、サーバで映像を公開するので接続するネットワークの回線速度があれば、アクセスが集中しても問題なく映像を大勢の方に公開することができます。
また、映像には音声も付き、音声も映像と完全に同期しておりますので映像をストレスなく見ることができます。したがって、IP監視カメラは監視(特定のユーザ)向きです。ストリーミングは放送です。これが大きな違いですね。
- ライブエンコードのWindowsMediaEncoderの設定方法について教えください。
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▼こちらをごらんください。
プッシュ方式(変動型IP対応)→設定方法はこちら
プル方式(固定IP対応)→設定方法はこちら
細かい設定は公にできませんが、色々試していただればだれにでもできます。
Tips:インターレスには十分ご注意ください。プログレッシブですので画像右、TOPに黒みがでますので、クロップに注意してください。クロップのサイズにもご注意ください。音声入力レベルに十分ご配慮ください。
- プルフィ-ドとプッシュフィードの違いについて教えください。
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プルフィードについて
Playerがサーバにアクセスした再にサーバがエンコーダに映像ソースを取りにいきます。エンコーダはサーバからの接続を受け、映像ソースがサーバに引き取られます。(プルされます)サーバはプレイヤーに映像を配布します。この場合エンコーダのネットワーク環境として固定IPが必要となります。ADSLなどの安価なインターネットサービスはIPアドレスが固定していなく(DHCP)変動しています。IPアドレスが安定していなので、現地回線はISDNによりリモートLAN環境、固定IPアドレス環境を確保してください。固定IPアドレスが確保できる場合、非常に安定してエンコーダからサーバに映像が送信できます。一度切れても何度でもリトライし、エンコーダとサーバの接続が維持できます。インターネット経由でエンコーダのソースをサーバに供給する場合、ソースが取られる危険性がありますのでストリーミングサーバからしか接続できない様、ネットワークの設定に配慮してください。
プッシュフィードについて
エンコーダからサーバへ映像ソースを常に送信しております。Playerからアクセスがなくてもパケットが常にサーバに流れているため(送りつけている)回線の占有が発生します。途中できれると、ネゴシエーション復旧までに時間がかかります。(1分程度かかる場合もある)この時間差はRealが非常に短く、大変優れています。Realはブロードバンド以前の昔からこの技術を保有しています。この方式の最大の利点は、固定IPがなくても家庭のADSL、イントラネットからなどインターネットの見える環境で、エンコーダを接続できれば、どこからでも映像ソースをサーバに送信できることです。現地回線の調達費用が安価で簡単になることを期待しております。
- アクセス数が契約(瞬間最大)ストリーム数を超えるとどのようなメッセージが表示されますか?
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WindowsMediaサービスの場合でストリーム制限を越えた場合。
・MeidaPlayer6.4の場合
・MeidaPlayer7.xの場合
・MeidaPlayer8(XP)の場合
・MediaPlayer9.xの場合
・MediaPlayer10.xの場合
- IntelMacでWindowsMediaストリーミングが視聴できません。
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Microsoft は、Mac版「Windows Media Player」の開発を終了したと伝えています。
その代わりに、QuickTime Playerで Windows Media VideoおよびWindows Media Audioを再生できるようにするTelestream社のプラグイン「Flip4Mac」が、Microsoftのサイトから無料でダウンロードできるようになっています (英語のみ)。システム条件は Mac OS X 10.3.9以降 , QuickTime 6.5以降 です。
→英語版ダウンロードサイトはこちらから。